野球肘について

野球肘とは

繰り返す投球動作の際に手先を使うと肘に負担がかかってしまい、肘の内側に“動かしづらさなどの違和感”や“動作時の痛み”が発生してしまいます。このような肘内側の症状を野球肘と言います。

野球肘の詳細

ジュニア期の野球投手に多く見られ、種類としては以下の3種類があります。

  • 後方型
  • 内側型
  • 外側型

後方型では特に小学生の発生率が高く、また発生しやすい時期が成長期と重なるため、完治しないまま過ごしてしまうと“肘の変形”それによる“可動域の縮小”など、様々な悪影響を及ぼしてしまいます。

野球肘の注意点

対処が遅れると投球禁止になってしまう場合もあり、将来的に野球ができなくなる可能性も高くなってしまいます。

一般的な野球肘の治療法は・・・

運動を中止し、ストレッチや温熱療法を中心に、痛みのある箇所の筋肉をほぐしていくのが一般的。ただ、一時的に改善させてもスポーツ復帰で再発することが多いので長い場合は半年以上かかることもあります。

一般的なスポーツ治療院の場合

電機治療で痛みをマヒさせたり、サポーターやテーピングで保護しながら徐々に投球復帰をさせていくことが多いです。フォームの指導をして綺麗なフォームに変えさせたり、筋力トレーニングを行って投球復帰させる場合もありますが、負担が無くなる訳ではないので復帰には1ヶ月から2ヶ月程度はかかってしまいます。

適切な運動ができれば野球肘はすぐに投げれます!

野球肘は、無駄な力を使ったことで局所に負担がかかり発生しているものです。なので、無駄な力を使わなくて済むように投球動作の体の使い方を指導を受けることですぐに投げられるようになっていきます。