捻挫について

大半の捻挫はすぐに動かせる!!

捻挫とは

足首を捻るなどした際に、関節を“無理なく動かせる範囲以上”に動かしてしまったとき、関節包や靭帯など関節を構成する組織を損傷してしまいます。これを捻挫と言います。

捻挫の詳細

足を捻って痛める主な損傷部位は以下になります。

  • 前距腓靭帯
  • 踵腓靭帯
  • 二分靭帯

これらの靭帯の損傷程度で治療方針は大きく変わります。1度はテーピングやサポーターでも対応できますが、2度や3度の損傷の場合は必ずギプス等の固定が必要になります。

損傷程度 
1度靭帯が伸びる程度
2度靭帯の一部が切れるもの
3度靭帯が完全に切れるもの

捻挫の注意点

靭帯に損傷が見られない場合には骨折をおこしていることもあるため、注意が必要です。また、筋力を使って地面を蹴る歩き・走りをしていると脚の筋が硬くなり捻挫などのケガをしやすくなるため、そこも直す必要があります。

一般的な捻挫の治療法は・・・

捻挫をした直後はアイシングを行うことで、内出血や腫れを抑えます。その後はテーピングやギプスで固定、日常生活を送れるまで治るには3週間程度は必要。特に2度3度の損傷の場合は医科への受診が必要な状態なので、日常生活復帰にも1ヶ月以上の期間が必要になります。

一般的なスポーツ治療院の場合

頑丈な固定を行いしっかりと管理してもらえるので、その間は痛みに悩む心配は一切ありません、ただし思い切り動けるようになるまでにはリハビリも必要になるためスポーツ復帰には少なくとも1ヶ月半程度はかかってしまいます。

適切な対処と施術ができると捻挫はすぐに動けます!

足の捻挫のほとんどが1度の損傷で、当院での施術であれば2~3回の施術で十分に回復が望めます。もちろん固定の必要はありません。

多くの捻挫は“しばらく動かせない”と諦めなくても大丈夫です。