少年野球での運動指導(4月)

今回はスタートの指導方法になります。
 
“走る”とは重心を速く移動することなので、速くスタートするためには“より速く”自身の体(重心)を前に移動させる必要があります。
 
大きな筋力を使った動きの方が運動効率が良くなりパフォーマンスが上がるので「殿筋を使ったスタート」が重要になります。
 
そこでワンハンドでのスタート練習です。
 
この練習のポイントは、腰を高く前傾姿勢をとり、腕の反動も使ってタイミング良く前へ飛び出すようにします。
水泳の飛び込みの要領です。
 
タイミングが合えば体が勝手に進んでいくような軽い力でスタートダッシュできるのを実感できます。
 
ボルト選手も行っている練習方法なので“必須”ですよ。
 
フォームの指導をしても、人それぞれのクセはなかなか直せませんが、使用する筋肉を指導すると、フォームは自動的にまとまっていきます。
楽に動ける感覚を育てるために、使用する筋肉を意識をした練習をしてみて下さい。
 
悪いクセを使ったままフォームの修正だけ行おうとすると、必ず一定の確率でスポーツ障害が発生します。
スポーツ障害とは、そこに運動時のトラクションフォースがかかっている証なので、スポーツのパフォーマンスアップを求めるのであれば、運動の仕方を改善する必要があります。
一つ一つのワークは簡単にできるものなので、自然にできるようになるまで練習してみて下さい。
 
運動意識を変えてパフォーマンスアップする「魔法のレッスン」、どうぞ参考にしてみて下さい。
 
インスタでは動画も載せていますのでご参考下さい。
 
魔法のレッスン&スポーツ整体
スポーツRe:make〔まほろば治療院内〕